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COFFEE BREAK
コーヒーの基礎知識-Basics-
コーヒーができるまで
コーヒーは生産する国々の風土や社会、文化と融合し、自然と人間の共同産物として人々を魅了する味わいを作りあげてきました。香りと酸味や苦み、コクなどの味わいを考えた生産国ならではの工夫やさまざまなプロセスを動画でお届けします。
Movie 01コーヒー豆と主なコーヒー生産国
コーヒー豆はコーヒーの木の実です。サクランボに似ていることからコーヒーチェリーと呼ばれ、葉の根元に群生して実ります。栽培されているコーヒーの木の種類は主にアラビカとロブスタの2つです。
Movie 02コーヒー栽培
(苗床・堆肥・栽培管理・収穫)
一般的には発芽用ベッドに種まきをします。種をまいてから2,3年で花が咲くようになり、開花した後には小さな緑の実がなり、6〜7ヵ月経つとコーヒーチェリーと呼ばれるように実が赤くなります。この段階になるといよいよ収穫です。
Movie 03コーヒー生豆の精選・処理
コーヒーは収穫した後の工程も重要です。原料の品質を決定づける重要な要素になっているからです。コーヒーチェリーは短時間で腐敗するため、外果皮や果肉などを取り除き種子を取り出します。
Movie 04選別(比重選別・
スクリーン・電子選別)
生豆を取り出された後も、さらに未熟豆や異物を取り出します。ブラジルやコロンビアでは選別作業に機械が導入されています。インドネシアでは機械選別のほかに、多くの人の手による選別作業=ハンドピックも一般的な方法としてよく行われています。
Movie 05格付け・袋詰め・倉庫・積み出し
選別された良質のコーヒー豆は倉庫に運ばれ袋詰めにされます。コーヒーの輸送に欠かせない麻袋(あさぶくろ)にも細心の注意が払われています。もちろん国の植物防疫法や食品衛生法に基づいた検査が行われた後、各地の輸出港から世界中に輸出されます。
Movie 06輸出したコーヒー生豆の
日本での荷揚げ・検査
コーヒー豆を輸入するためには国の植物検疫、食品検疫を受ける必要があります。輸入業者は国の検査を受ける前に、世界一厳しい残留農薬基準をクリアするために自主検査を行い、基準値をクリアしたもののみを通関しています。
Regular coffeeレギュラーコーヒーの製造工程
レギュラーコーヒーの場合は、焙煎、配合、粉砕といった製造工程を経て、おのおの包装され、厳しい製品チェックを受け、商品が完成します。インスタントコーヒーの場合は、さらに抽出、乾燥工程が加わります。
Instant coffeeインスタントコーヒーの製造工程
インスタントコーヒーの場合は、焙煎、配合、粉砕まではレギュラーコーヒーと変わりませんが、抽出、乾燥といった工程が加わります。乾燥の仕方によって、スプレードライ方式と、フリーズドライ方式の2種類があります。