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COFFEE BREAK

世界のコーヒー-World-
2011.05.27
コーヒー消費からみる、ドイツ人のライフスタイル
ドイツ最大の港を持つハンブルグ。貿易の街として古くから栄えていたこの街では、1668年、ドイツで最初にコーヒーが飲み交わされたことでも知られている。その街に、1969年に創立されたのがドイツコーヒー協会だ。
このドイツコーヒー協会の調べによれば、水、ビール、コーヒーというドイツで一般的によく飲まれている3種類の飲料の中で、唯一コーヒーの消費量が、ここ4年間変わらず増加傾向にあるという。(2009年度の1人当たりの年間消費量150L、前年度148L)
若者たちの間で、テイクアウトが人気上昇中。

ドイツコーヒー協会 事務局長 ホルガー・プライビッシュ
ドイツの朝食によく合う、フィルターコーヒーが人気。
またコーヒーマシンとコーヒーショップの普及から、ラテへの嗜好の変化も見られ、エスプレッソ/カフェ・クレマ用に焙煎された豆の消費量も伸びている。現在の消費量は約4万8千tで10年前の6倍以上だ。 しかしまだ、フィルターコーヒーが好きだという人は、ミルク入りとブラックを合わせて全体の8割。素朴なパンとチーズの朝食や、ドイツ風ケーキには、やはり香り高いフィルターコーヒーがよく合うからである。

更新日:2011/05/27