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コーヒーと私

ケンタロウ【料理家】

細かいことにこだわらず、カジュアルに楽しみたい。
ケンタロウ【料理家】

料理番組、雑誌、講演会と多方面で活躍中の料理家・ケンタロウさん。コーヒー歴25年目になる彼が久しぶりに飲んで 感動したコーヒーとは!? さまざまなエピソードをお伺いしました。

 僕がコーヒーを飲み始めたのは、中学2年生の頃。当時、学校帰りに友達と喫茶店によって、コーヒーを飲むのが楽しみだったんです。とはいえ、すぐに「美味しい!」と感じられた訳ではなくて……。ビールも同じだと思うんですけど、最初は分かった風な顔をして、それを美味しそうに飲むことが大事でしょう(笑)? 飲んでいくうちに、後から美味いと気づくんです。徐々に〝好みの味〟も分かってきて、1日に何杯も飲むようになりました。 

 今も1日の中で、いちばん多く楽しんでいる飲み物は、断然コーヒーです。けれども、「こういった淹れ方をしたコーヒーでなくては!」という、深いこだわりはありません。何かとウンチクを語る店もあるけれど、自分の中ではそういう対象ではない。細かいことを言われるより、ただ、美味しければそれでいい。コーヒーは好きだけれど、やたらと探求することもない。僕にとって、コーヒーはもっと身近で日常的なものなんです。

いつも温かいコーヒーがたっぷりある環境に憧れて。

 21〜22歳でひとり暮らしを始めてからは、とにかく家にコーヒーメーカーが欲しかった。最初は単純にお金がないから買えなくて、やっと入手できたときは本当に嬉しかったですね!

 6杯分入る大きめのものを選んで、それに毎日たっぷりコーヒーを淹れていたけれど、ひとりだと、そうは飲まない(笑)。でも、その頃はいつも温かいコーヒーがたっぷりある環境に憧れていました。現在は事務所にいる時間がいちばん長いので、そちらに大きなコーヒーメーカーを置いて、仕事の合間にスタッフたちとシェアしながら、ひと息つきます。コーヒーはすっかり、ウチの事務所の公式飲料になっていますからね(笑)。

 結構大人になってから友達の家で、インスタントコーヒーを出してもらったことがあったんです。学生時代は、試験勉強をしながらよく飲んでいましたが、大人になるにつれてあまり飲む機会がなくなっていたんですよね。でも、そこではあまりにも普通に出てきて、ちょっと驚いた(笑)。しかも、久しぶりに飲んだらすごく美味しかったんです!「エッ、こんなに美味しかったっけ!?」って、もう一回驚きましたよ(笑)。料理やお菓子の隠し味に使うことはあっても、飲む機会は減っていたので。以来、すっかり気に入って、〝飲むための〟インスタントコーヒーも常備するようになりました。

 凝りだした時期には、きちんと豆を挽いて口の細いポットで淹れたり、キャンプに行く時も豆やフィルターを持参したりしていましたけど、現在は逆行して、どんどんシンプルな飲み方になっています。コーヒーメーカーで淹れたり、インスタントだったり。それでも全く問題なく美味しいんですよ! 奥の深い飲み物だと思いますけれど、僕はもっとラフでカジュアルに、コーヒーを楽しみたいですね。

文・高橋さやか / 写真・殿村誠士
更新日:2011/05/27

Information

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ケンタロウの日の出食堂
Profile

ケンタロウ 【料理家】
1972年東京都生まれ。母は料理研究家・小林カツ代。武蔵野美術大学在学中よりイラストレーターとして活動を始め、その後、料理家としてデビュー。現在はテレビや雑誌など多方面で活躍中。
ケンタロウ


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