全日本コーヒー協会

COFFEE TIMES

世界のコーヒー

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2014.02.26

カフェで学ぶコミュニケーション [第5回] 英語 Vol.2

コーヒー好きが高じて自分の店をオープンしたサム・ペニックスさん。腕にコーヒーカップのタトゥーを入れるほど。

カフェは、ふらっと入ってコーヒーを飲むだけの場にあらず。個性派揃いの店主やホールスタッフと言葉を交わすだけで、滞在時間はぐっと彩り豊かになる。お国柄によって異なる、カフェでのコミュニケーションを学んでみよう。

会話でカフェを楽しもう!

 とにかくカジュアルでフレンドリーなのがニューヨークのスタイル。カフェの大半は、入店したらカウンターに進み、注文と支払いを済ませるテイクアウト・スタイル。フレンドリーな会話をスタッフと楽しもう。 実習現場: エブリマン・エスプレッソ (米国・ニューヨーク) ※「メニューを読み解こう!」はこちら

■ 入店時

Hello! こんにちは!
 カウンターのスタッフが声をかけてくれることも多いけれど、まずは自分から「ハロー!」と声をかけてみよう。
How's it going? 店:調子はどう?
 初対面同士でも、コミュニケーションの糸口は「調子はどう?」がアメリカ流。カフェにかぎらず、最初にこう聞かれることが多い。同じ意味で「How are you doing?」と声をかけられることもある。もっとカジュアルに「What's up?(どう?)」と聞かれることも。
I am doing well. Thank you. 客:調子はいいです。(聞いてくれて)ありがとう。
 「調子はどう?」と聞かれたら、注文に移る前に、すぐに返事をするのが礼儀。「調子はいいです。(聞いてくれて)ありがとう」と同じ意味の「I am fine」と答えてもいいし、 「Not so bad(悪くないよ)」と返事をするのもいい。「What's up?」と聞かれた場合には、一番簡単な答えは「Not much(大したことは起きてないよ)」が一般的だが、気の利いた答えで会話を始めてコミュニケーションを試してみるのもあり。
What can I get you? 店:何をご用意しましょうか?
 最初のコミュニケーションから注文に移行するきっかけは、店のスタッフの「何をご用意しましょうか?」という質問。「How can I help you?(直訳すると、どうお助けすればよいでしょうか?になるけれど、何をご用意しましょうか?と同じ)」、「What would you like?(何がほしいですか?)」とシンプルに聞かれることもあるし、「Do you know what you would like?(何を注文したいか決まりましたか?)」と聞かれることもある。

■ 注文・会計時

Can I have a cup of Cappuccino? 客:カプチーノをいただけますか?
 コーヒー・ドリンクを注文するのであれば、それをストレートに伝えるのがベスト。「Give me~」や「I will take~」(~をください)という言い方もあるが、質問の形が礼儀正しい印象を与えるし、フレンドリー。冒頭の「Can I~」を「Could I~」 にするとさらに丁寧な言い方に。
Can I have a chocolate cookie? 客:チョコレートのクッキーを1枚ください。
 カジュアルなカフェの場合は、スイーツの種類がメニューに書いてないかわりに、カウンターの横にその日のスイーツ類が置いてあることが多い。その場合、スイーツを指さして、「チョコレートのクッキーを1枚ください」などとお願いする。
Can I have a glass of water as well? 客:お水も一緒にください。
 コーヒーと一緒にお水も飲みたい場合は、これ。「as well」が「も」になる。ミネラル・ウォーターがほしい場合は、glassをbottleに変えればいい。複数形にしたい場合は、たとえば「two glasses of water」になる。
Can I have a cup of Macchiato with an extra shot and soy milk? 客:マキアートを、エクストラショットと豆乳でください。
 「エブリマン・エスプレッソ」のようにエスプレッソ・ドリンクにバリエーションがある場合には、自分の一番好みな形で注文することに挑戦してみたい。
How much do I owe you? 客:いくらですか? 2 dollars and 50 cents. 店:2ドル50セントです。
 「How much?」だけよりも丁寧な表現がこれ。「owe」は「人に借金がある」というような意味だが、飲食店やショップでサービスを受けたときの「おいくらですか?」といった場合に使う。テイクアウト・スタイルのカフェでは支払いもシンプル。言われた額だけを払おう。チップは不要だ。

■ 滞在中

What is the Wi-Fi password? 客:ワイファイのパスワードはなんですか?
 無線インターネットが使えるカフェは旅行者にとって強い味方。ネットの使用は、パスワードを設定して来店者のみに許可している場合が多いので、スタッフに「パスワードはなんですか?」と聞いてみよう。
Where do your coffee beans come from? 客:コーヒー豆の産地はどこですか?
 フェアトレードの農場から豆を輸入することにこだわっているという「エブリマン・エスプレッソ」。どこの国のどんな農場からコーヒー豆を輸入しているのか聞いて、コミュニケーションをとってみよう。せっかくのこだわりについて聞かれれば、お店の人もうれしいに違いない。
How do you hand brew your coffee? 客:ハンドドリップのコーヒーはどうやっていれているのでしょうか?
 一杯のコーヒーを手でいれるときには、お湯の温度や蒸らす時間なども細かくこだわっているという「エブリマン・エスプレッソ」。コーヒーをいれるプロセスは職人技ともいえるほど。大型ポットでいれたコーヒーとの違いを味わってみたいなら、スタッフにその極意を聞いてみては。カウンター横のスペースでいれるところを見せてくれるはずだ。

■ 退出時

Good bye. さようなら。 Have a good day! よい1日を! Are you open tomorrow? 客:明日も開いていますか? Where is your other location? 客:支店はどこにありますか?
 退出の挨拶は、「Thank you(ありがとう)」「さようなら」から「よい1日を」までさまざま。「Have a good day」の場合は「day」のかわりに「night」「evening」 「one(なんとでも解釈できる)」を使うことも。最後に、「明日も開いていますか?」などと聞くのもあり。支店のロケーションを聞いてもいい。
写真・菅野恒平/文・佐久間裕美子 更新日:2014/02/26