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地球人のコーヒーブレイク

オランダ・アムステルダム市在住 ティアゴ・ガウリンスキさん

コーヒーは世界の友達。地球上の至るところで味わい、楽しまれている飲み物です。全日本コーヒー協会では、各国の“コーヒー大好きピープル”たちに現地取材。“地球人のコーヒーブレイク”を紹介します。

「“2ハゼ”の前に火を止める」浅煎りコーヒーが好評。
Vol.31 オランダ・アムステルダム市在住 ティアゴ・ガウリンスキさん

Tiago Gawlinski (ティアゴ・ガウリンスキ)
職業:カフェ&焙煎工房経営
1967年/ブラジル ポルト・アレグレ市生まれ

 アムステルダム市内の南部、下町の雰囲気が色濃いライン通りに、ティアゴ・ガウリンスキさんがカフェ“カーサ・ブラズカ”をオープンしたのは2008年のこと。ブラジル出身の彼の店は、店内の配色も、コーヒーも、そしてランチメニューもブラジル色が濃い。ブラジルは世界一のコーヒー豆の生産量を誇るが、この国の豆をメインで扱う本格カフェは珍しいとか。
「僕は、少し甘みがあって、ナッツのような風味のブラジルコーヒーが好きなんですよ」と、焙煎作業をしながらティアゴさんは言う。

「この店をオープンした直後、近所にいくつかの大手チェーンのカフェが進出してきました。焙煎は、そんな彼らと差別化するために始めたんです。最初は手探りでしたが、毎日ノートに焙煎のデータを記録しながら研究するうちにお気に入りの煎り加減を見つけました。もちろん豆の原産地によっても微妙に変えますが、私は“2ハゼ”の前に火を止めます。浅く煎った豆を一体成型ガラスのコーヒーメーカーでゆっくりといれると、さっぱりとフレッシュなコーヒーになるんです」

 こうして自分の味を追求することで、“カーサ・ブラズカ”には通のお客さんが通うようになった。時間がある時には、よく彼らの意見も聞くそうだ。年配の常連客は言う。「最近は格好のよいカフェが増えているけれど、ここの主人は本当にコーヒーがわかっている人なんですよ。だから毎朝飲みに来ていますよ」。


 
「将来は、産地の違う豆をブレンドしない“シングル・オリジン・コーヒー”を追求してサーブしていきたいと思っています」。ティアゴさんは、まるで研究者のような眼差しで、今後の展望を語った。

*1ユーロ=約128円(2013年4月現在)
写真・文=ユイ・キヨミ
アムステルダム市在住
更新日:2013/05/01



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