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地球人のコーヒーブレイク

スペイン・バルセロナ市在住 エストレーリャ・ラグナさん

コーヒーは世界の友達。地球上の至るところで味わい、楽しまれている飲み物です。全日本コーヒー協会では、各国の“コーヒー大好きピープル”たちに現地取材。“地球人のコーヒーブレイク”を紹介します。

コーヒー離れした若者を虜にした、名物カプチーノ。
Vol.28 スペイン・バルセロナ市在住 エストレーリャ・ラグナさん

Estrella Laguna (エストレーリャ・ラグナ)
職業:カフェ経営
1968年/ビラノバ・イ・ラ・ジャルトゥル市生まれ

バルセロナの中心から少し外れに、知る人ぞ知る“カフェ・ルアール”がある。外見はいたって平凡なスペインのカフェレストラン。コーヒー専門店の風貌もなく、今風のお洒落なカフェでもない。しかし、ここの筋金入りのプロの味のコーヒーに客が舌を巻く。
「何十杯作っても、ちゃんと同じ美味しいコーヒーを出すことが大事ね」と話すのは、オーナーのエストレーリャさん。

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エストレーリャさんの人生は、コーヒー一筋だ。家でコーヒー豆を挽いて香りを楽しみ始めたのは、なんと10歳のころ。高校を卒業し、19歳でカフェ業に就いて今年で25年になる。2004年に自身がオーナーとなって“カフェ・ルアール”をオープンさせた。

とことんコーヒーの味にこだわる。豆、温度、コーヒーとミルクの量、コーヒーマシン。彼女独自の味にたどり着くまで研究に研究を重ねた。大多数の客のお目当ては、彼女の作るフレーバード・カプチーノ(3.75ユーロ)だ。”カフェ・ルアール”オープン当時、直ぐ隣にある高校の生徒たちは炭酸ドリンクを飲みに来ていたが、エストレーリャさんのカプチーノを一杯飲むとその味の虜になった。

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「一時期、若者がコーヒーを飲まなくなった時期がありましたが、カプチーノがコーヒー離れしかけた若者を取り戻しました」と言う。今では、彼らも大人になり、エスプレッソや毎月変わる新しいコーヒーメニューを楽しみに来ると言う。

「『あなたのお陰でコーヒーを飲む様になりました』と言われることが最高の褒め言葉ね」とコーヒーに人生を捧げて来たエストレーリャはやさしく微笑む。

*1ユーロ=約125円(2013年3月現在)
写真・文=森本徹(もりもと・とおる)
バルセロナ市在住
更新日:2013/03/15



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