ホーム > 地球人のコーヒーブレイク > Vol.20 オランダ・アムステルダム市在住 ソンニャ・ファン・ハーメルさん

地球人のコーヒーブレイク

オランダ・アムステルダム市在住 ソンニャ・ファン・ハーメルさん
コーヒーは世界の友達。地球上の至るところで味わい、楽しまれている飲み物です。全日本コーヒー協会では、各国の“コーヒー大好きピープル”たちに現地取材。“地球人のコーヒーブレイク”を紹介します。

コーヒーは、舞台に欠かせない“名脇役”のよう。
Vol.20 オランダ・アムステルダム市在住 ソンニャ・ファン・ハーメルさん

Sonja Van Hamel(ソンニャ・ファン・ハーメル)
職業:グラフィック・デザイナー、ミュージシャン
1971年/アムステルダム市生まれ

 オランダ人は大のコーヒー好き。
 友人や同僚と顔を合わせると、会話は「まずはコーヒー、どう?」で始まると言っても過言ではない。
 ミュージシャン、そしてグラフィック・デザイナーであるソンニャの1日も、必ず一杯のコーヒーから始まる。
「1日の始まりは、ミルクたっぷりのコーヒーでスタート。寒い日や、体調の悪い日には、蜂蜜をいれて甘くして飲むの。体が温まる気がする。まわりの人は、不思議そうな目で見るけれど……(笑)」。
 ソンニャのデザインスタジオは、この街で一番人気の「ヨルダン地区」にある。数世紀前に倉庫として建てられた運河沿いのカナルハウスを改造して、大勢のクリエーターがアトリエを構える、創造力が渦巻く空間だ。
 そのワンフロアを、彼女は4人でシェアしている。

エスプレッソをお湯で薄めた「フェアレンガーター」

「この仕事場は、とても気に入っているの。刺激にもなるし、便利だし。小さなキッチンもあるので、コーヒーはそこで入れているの」。
 そう言って彼女が指さす先には、カプセルタイプのコーヒーを入れるマシーンがある。このコーヒーを仕入れているのは、フロアメートのひとりだ。
「安く入手するルートがあるらしくて、いつも彼に任せているの。一杯分ずつ入れるコーヒーは、忙しい仕事の合間や、クライアントが訪ねてきた時などにとても便利。マシーンの上に表を貼って、そこに自分が飲んだ分を書き込んでいって、次回の仕入れの前に精算するシステムにしているの」と説明する。
 見ると、その表にはオランダ風「正」の字がずらりと並んでいる。
「どういうわけか、私はいつもダントツ。今回などはもう表からはみ出してしまったので、継ぎ足して申告しているわ」と笑う。 

エスプレッソを混ぜたビール“エスプレッソスタウト”

「コーヒーって、なんとなく行き詰まった時に流れを変えてくれたり、ちょっとしたおもてなしの気持ちを表せたりと、言ってみれば舞台に欠かせない“名脇役”のような存在ね」と、ソンニャはコーヒーグラスを持つ手に目をやった。


写真・文=ユイ・キヨミ
アムステルダム市在住
更新日:2012/9/15



  • ラブドリ
  • 日本インスタントコーヒー協会
  • 全日本コーヒー商工組合連合会
  • 日本家庭用レギュラーコーヒー工業会