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コーヒービジネス最前線

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世界中で愛されるコーヒー。楽しみ方、味わい方は、お国柄によっても千差万別です。コーヒービジネスもまた、その都市ならではのチャレンジを重ね、さまざまな広がりを見せています。
オランダではいま、「コールドコーヒー」が新しいコーヒーカルチャーのひとつとして注目されてきています。冷たい水出しコーヒーの本家本元オランダならでは、コールドコーヒーがどんどん進化を遂げ、世を賑わせ始めています。Vol.16では、コーヒーとトニックウォーターのミックスなど大人の炭酸ドリンクを提案するほか、ダッチコーヒーメーカーも販売しているDUTCH COLD社を紹介します。

ボトルで楽しむ水出しコーヒーが、ブレークの兆し?

Vol.16 オランダ ダッチ・コールド(DUTCH COLD)
www.dutchcold.com

オランダ ダッチ・コールド(DUTCH COLD)

ビールのようなデザインのボトルは、DUTCH COLD という水出しコーヒー。そのまま飲んでもさっぱりと美味しいが、トニックとミックスすると、更に爽やかなソフトドリンクに変身。コーヒーの新しい飲み方が生まれている。

 冷たいコーヒーを飲む習慣がなかったオランダだが、ある国内の飲食業界誌は、そろそろ水出しコーヒーがブレークしていくだろうと予想している。その大きな理由のひとつが、コーヒー特有の苦みや酸味が出にくい水出しが、新しいアレンジのインスピレーションとして注目され始めていること。コーヒーカクテルや炭酸飲料とのミックスなど、さまざまなアイディアやレシピが世を賑わせ始めている。

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左:ユトレヒトのカフェレストラン「Stan&Co」でもDutch Coldは人気。右:同店オーナーのスメルツァーさんも、コールドコーヒーのブレークを予感しているという。

 ビールのようなボトルデザインがスタイリッシュな水出しコーヒーDUTCH COLDは、ユトレヒトにあるカフェ・レストランStan & Coでも人気の一品だ。
「温暖化の影響で、10年前に比べたらオランダの夏はとても暑くなりましたからね。そんなシーズンの冷たいコーヒーは最高ですよ」というのは、同店のオーナー、ダーン・スメルツァーさん。この店では、トニックウォーターとのミックスを提案している。ほろ苦いコーヒーの味とトニックウォーターの控えめな甘みが融合した、大人の炭酸ドリンクだ。

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左:炭酸とミックスしたコーヒーはケーキなどにも合う爽やかなソフトドリンク。左:DUTCH COLDは無糖。この夏は、大人のソフトドリンクとして人気を集めるかも?右:DUTCH COLDのネットショップでは、フォルムも美しいダッチコーヒーメーカーも販売している。

  スローコーヒー、シングルオリジンコーヒーなど、近年のコーヒーブームは多様なコーヒーカルチャーを生み出している。それにともなって、消費者も新しいコーヒーの味を探求し始めている。「水出しのコーヒーは、アイディア次第で意外なドリンクに変身します。コーヒーを使ったカクテル各種は、ニューヨークではブームになっているようですが、そろそろオランダにもその波が到達しそうな気がしますよ」とスメルツァーさん。なにしろオランダは、冷たい水出しコーヒーの本家本元だ。今後のコールドコーヒーの展開には期待が集まる。
ところで、2014年に製造をスタートしたDUTCH COLD社は、オンラインショップでコールドドリップ式のダッチコーヒーメーカーも販売している。「水出しこそ、コーヒーの醍醐味」と言うコーヒーファンが多い中、インスタレーションとしても美しいコーヒーメーカーもまた、静かなブームを巻き起こしそうだ。

ダッチ・コールド(DUTCH COLD)
www.dutchcold.com
Koningin Wilhelminastraat 85, 5321 TB Hedel,Amsterdam
Tel.73-599-4150
〈カフェ情報〉
Stan&Co
http://www.stan-co.nl
Gazenmarkt 16A, 3512 GD Utrecht
Tel.30-233-4535

営業時間=10:00〜24:00(月〜水)、10:00〜深夜1:00(木)、10:00〜深夜2:00(金、土)、11:00〜24:00(日)
無休

*1ユーロ=約129円(2015年3月現在)
文・写真/ユイ・キヨミ
アムステルダム市在住

更新日:2015/4/15



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