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コーヒー海外事情

コーヒー消費から見る、インド人のライフスタイル

インドコーヒー協会会長
ジャヴェード・アクタル氏

 世界第7位、年間約33万トンのコーヒー生産量を誇るインド。そのうちの70%が主にヨーロッパ市場を中心とした国外輸出用で、残り30%が国内消費用となっている。

 もともとインドには「北は紅茶文化圏、南はコーヒー文化圏」という言葉がある。その言葉通り、ごく最近まで人々の間では「コーヒーは南インドの一部で消費されるもの」という認識が高かった。しかし国内全土でチェーン展開するカフェの出現等により、「コーヒー=若者に人気のおしゃれな飲み物」という位置づけが確立しつつある。そんなインドのコーヒー事情を、国産コーヒーの普及および栽培技術・品質の向上に寄与する、インドコーヒー協会会長ジャヴェード・アクタルさんに聞いた。

国内コーヒー需要には、充分な伸びしろがある。

インドコーヒー協会のマスコットキャラクター「コーヒー・スワーミー」(スワーミーとは先生・師匠の意)

 

インド産コーヒーのプロモーション用バナー

「インド国内のコーヒー消費量は、年に5~6%の割合で順調に伸びをみせています。現在国内消費は約11万トン。南インドの伝統的な飲み物であったコーヒーが、アレンジに富むおしゃれな飲み物として全国的に認知されてきたことで、ビジネスチャンスは確実に広がってきています」

 インド産コーヒーの国内消費の増大の要因を、ジャヴェードさんは「純粋なコーヒー豆の消費が伸びていること。つまりは、チコリなどを混ぜない純度の高いものがよく売れるようになったことですね」と語る。

 品質の向上という物理的要因に加えて、テレビやインターネットなどのメディアを使った全国的なプロモーション活動も功を奏した。これによりギフトや祭りなどのイベントでのコーヒー需要が高まったのだ。さらに「当協会では焙煎方法やいれ方のワークショップを開催するなどして、コーヒー産業に携わろうとする人々の起業を後押ししています」という。こうした努力が実を結び、1998年までは横ばい気味だった国内消費量が、それ以降は飛躍的な伸びを見せることとなった。特にここ3~4年の間に、若者に人気のショッピングエリアなどに話題のカフェがオープンしたことや、自宅でもカフェ気分が楽しめるプレス式コーヒーメーカーやパーコレーターなどが入手しやすくなったこともプラスの要因だろう。

「確かにここ数年の国内でのコーヒー文化浸透度には目をみはるものがありますが、インドコーヒー産業は、まだまだダイナミックな伸びしろがある分野だと確信しています」

 インドコーヒー業界が飛躍を願うのは国内ばかりではない。安価なインド産のコーヒー豆は近年、不況に喘ぐロシアや東欧からの需要が高まっていたが、次に狙うはアジアの市場。「日本や韓国といったアジアの国々に、もっとインドコーヒーを売り込みたいと思っています。品質に厳しい日本のみなさん、どうぞお手柔らかに(笑)」

Republic of India
インド共和国

インド共和国主要情報
■ 面積:328.7万平方キロメートル(日本の8.7倍)
■ 人口: 約12億1000万人
■ 首都:ニューデリー
※外務省HPより(2012年11月現在)

更新日:2013/03/01



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