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第8話 インスタントコーヒー

挽きたてのコーヒー豆を使ってじっくりといれたコーヒーは、うっとりするような香ばしくて良い香り、そしてひとくち飲むたびに体があたたまって、安らかな気持ちになるのでした。

「ふぅっ、コーヒーって本当においしいね。だから世界中の人がコーヒーのこと、大好きなんだね。」「そうだよ、バリスタくん。コーヒーのことがよく分かってきたみたいだね。」ホセさんがにっこり笑っていいました。

そのとき、突然とびらが開いて、だれかがぶらりと入ってきました。「やあ、ホセさん。それからよい子のおともだち、こんにちは!」とっても陽気な声です。「わあっ、ミスターインスタントだっ!」「ミスターインスタント、こんにちは!」サイフォン兄弟とコーヒーカップーは大はしゃぎ。「おお、ミスターインスタント、いいところにやってきたね。いまからちょうど、インスタントコーヒーの話をしようとしていたんだよ。」ホセさんも、上機嫌でこの古くからの友人を迎え入れました。コーヒーマイスターが、入れたての熱いコーヒーをそっと差し出します。

「ありがとう。ううむ。やっぱりホセさんの入れたコーヒーはおいしいね。」「今回は、ここにいるバリスタくんも手伝ってくれたんだよ。」「こ、こんにちは。」バリスタくんは、ほっぺをまっ赤にしてあいさつしました。「ぼく、コーヒーのこと、みんなに色々おそわっているの。」「ほほう。そいつはいいね。どれ、それでは私もひとつ、インスタントコーヒーについて教えてあげよう。」「インスタントコーヒー?」

「そうだよ。コーヒーは、やっぱり挽きたての豆をつかって、ゆっくり入れるといいんだけど、いつでも飲みたいときに飲めるようにと、コーヒーの抽出液から水分をぬいて乾燥し、保存できるようにしたものが、インスタントコーヒーなんだ。」と、ミスターインスタント。

「そうさ。そして水分をぬく方法には二つの方法があるんだよ!」いつものように、コーヒーカップーが得意げに話しはじめます。するとサイフォン兄弟も負けじと「高温でコーヒーを霧みたいにして乾燥する、スプレードライ方式と、反対にマイナス40度で凍らせて乾燥する、フリーズドライ方式があるんだよ。」

「ほほう、どちらもよく知ってるな、感心、感心。」ミスターインスタントにほめられて、コーヒーカップーもサイフォン兄弟も、ますます得意になって、今度は声をあわせて言いました。「インスタントコーヒーに熱いお湯を注げば、すぐに入れたてのコーヒーができあがるというわけさ!」「わあ、よかったな。これで時間がないときでも、みんなおいしいコーヒーを飲めるんだね。」ほっとするバリスタくんを、ホセさんはあたたかく見守るのでした。

~次回はバリスタくんが、コーヒーのいれ方をあれこれ学ぶよ!お楽しみね。

インスタントコーヒーができるまでは、こちらで詳しくみられるよ。

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