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第5話 世界コーヒー豆めぐりその2

さて、ポット号はぐんぐん海を越えて、今度は東南アジアまで飛んで行きました。

「うわあ、ずんぶん遠くまで来たみたい。一体ここは・・・?」「インドネシアさ。」とホセさん。「えっ、ここでもコーヒーがとれるの?」サイフォン兄弟がおどろいてたずねました。「そうよ。あのアルファベットのKの形をした島、あの島はスラウェシ島っていうの。産地の名前から、カロシそしてトラジャと呼ばれるコーヒーが作られているのよ。」コーヒーマイスターが指さす島は、なるほど、英語のKにそっくりです。

「インドネシアのコーヒーはそれだけじゃないよ。」コーヒー豆太郎が、体をのり出して言いました。「その左どなりに細長い島が見えるでしょ。スマトラ島だよ。ここで作られているコーヒーがマンデリン。」「さすが、コーヒー豆太郎!」バリスタくんの感心した様子に、コーヒー豆太郎はちょっぴりてれくさそうにあたまをかきました。その時、お天気が変わりやすいこの南の島にスコールと呼ばれる大粒のにわか雨がやってきました。「おおっと、これは大変!」ホセさんがあわててポット号を発進させました。

青いあおい空と海の間を、ポット号は東へ東へと風を切って飛びました。そしてとうとう、ハワイまでやってきたのです。カラフルな水着を着たたくさんの人が、白くて長い砂浜に気持ちよさそうに座っているのも見えました。「うわあ!ハワイだ。ボク、一度来てみたかったの。」コーヒーカップーが、うっとりと目を細めます。そのとなりで、バリスタくんがつぶやきました。「ここにも、コーヒーはあるのかなあ。」「もちろんさ、バリスタくん。豊かな酸味と甘みが特長のハワイ・コナと呼ばれるコーヒーが有名だよ。」コーヒーカップーが得意げにこたえます。

「それじゃ、みんなこの島でひと休みして行こう。」「やったー!」ホセさんの声に、ポット号はまっ白なビーチまで降りていきました。そこでみんなは、涼しげなやしの木の木陰で、ハワイのコナコーヒーを飲んで休みました。暑い南の太陽の下で、波がきらきらと光って見えました。

~次回はポット号が南アメリカに行くよ!お楽しみにね。

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コーヒーの産地についてはこちらで詳しくみられるよ。