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第2話 コーヒー農園のホセさん

はじめて本物のコーヒーの木を見たバリスタくんは、なんだか不思議な気分でいっぱいになりました。これまで、コーヒーが木になった豆からできていたなんて、考えたこともなかったのです。

「バリスタくん、コーヒーの実が赤いってこと、知ってた?」コーヒーの木をじっくり観察して、ポット号がふたたび動き出すと、コーヒーマイスターがバリスタくんにたずねました。

「ううん、知らなかった。ぼく、びっくりしたよ。“コーヒーチェリー”っていう赤い実を収穫して、“ロースト”したら茶色になるんだね。」バリスタくんは、ほっぺをまっ赤にして答えました。

「じゃあ、コーヒー豆っていっても、いろいろな種類があることは、知ってる?」今度はコーヒー豆太郎がとくいそうに質問します。
バリスタくんは首をふりふり「ううん、ぼく知らないや。」ますますほっぺを赤くして言いました。

「ようし、じゃあ次はコーヒー農園のホセさんのところに行ってコーヒーの豆の種類についていろいろ聞いてみよう!」
ポッポー!コーヒーマイスターとコーヒー豆太郎の明るい声といっしょに、ポット号の汽笛が高らかにひびきます。

さて、暑い国の緑豊かなコーヒー農園に着きました。陽気なホセさんが3人を出迎えてくれます。

「やあ、久しぶり。元気だったかな?コーヒーマイスター、コーヒー豆太郎!それから…?」
「バリスタくんだよ。」コーヒー豆太郎がバリスタくんを紹介すると、「はじめまして、ホセさん!ぼくにコーヒーのこと教えてくださいっ。」バリスタくんは元気良くあいさつをしました。

その時、どこからともなく「はじめまして!」と声がして、誰かがさっと3人の前にあらわれたのです。
「ぼくらはサイフォン兄弟!」
「ぼくはコーヒーカップー!コーヒーのことなら、ぼくたちに聞いてよ!」
突然のサイフォン兄弟とコーヒーカップーの登場に目をまんまるにするバリスタくんに、みんな大笑い。
「わっはっは。じゃあ、さっそくコーヒーの木の種類について、はなしをしよう。」ホセさんが胸を張って言いました。

~次回はバリスタくんがコーヒーの産地を訪れるよ。お楽しみに!

第3話を読む

コーヒーの木3大種についてはこちらで詳しくみられるよ。