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環境自主行動計画

環境自主行動計画

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環境自主行動計画(別紙)(PDFデータダウンロード

全日本コーヒー協会環境自主行動計画について

サスティナブルな社会の形成に向けて

この美しい地球を次世代に受け継ぐためには、今の環境をできるだけ損なわない「持続可能な社会」を実現しなければなりません。コーヒーは世界でもっとも多くの人々に愛される飲み物。
だからこそ、コーヒー製造業も地球環境の負荷低減に努めなければならない――。

その思いで全日本コーヒー協会が取り組んでいる、温室効果ガスの排出抑制と廃棄物の発生抑制および廃棄物のリサイクル推進活動をご紹介します。

 近年、「持続可能な」を意味するサスティナブルという言葉が頻繁に使われるようになりました。1987年、国連の「環境と開発に関する世界委員会」が「持続可能な開発(Sustainable Development)」という概念を提唱したことがきっかけです。将来の環境や次世代の利益を損なわない範囲内で社会発展を進めようとする考えです。

 コーヒーはたくさんの人たちが楽しむ飲み物ですから、コーヒー製造にかかわる私たちの産業が環境への負荷軽減を図ることは当然だと言えます。そこで全日本コーヒー協会は、持続可能な社会形成のために「環境自主行動計画」を策定し、会員企業とともに取り組んでいます。

 環境自主行動計画は、CO2などの温室効果ガスの排出を抑制する取り組みを推進するとともに、資源の有効利用を促進するために廃棄物の発生を抑えるよう努めるものです。また、発生した廃棄物のリサイクルを進め、環境と共存する生産・消費体制を構築しようと考えています。

きめ細かな対策で、CO2を4000t削減。

 大きな柱の1つ、温暖化対策としては、CO2の排出抑制に取り組んでいます。数値目標は生産量にかかわらず比較管理できる原単位制を導入しました。

 各事業所がエネルギー転換やエネルギー効率の向上に努めることで、2005年度を基準として10年度までに3%程度削減し、原料豆使用量1tあたり1・03t-CO2とする目標を立てました。09年度の実績は1・04t-CO2と基準年をわずかに下回りましたが、さらなる効率化を進めて目標達成に向けて取り組みます。

 これまでは、例えば重油を液化天然ガス(LNG)や都市ガスに転換するほか、コージェネレーションシステムを導入するなど、燃料転換を推し進めてきました。また、脱臭装置の稼働時間・設定温度の見直しやコンプレッサーの効率的利用による省エネを促進しています。各工場に省エネや節水の具体的な目標を設定し、社員一人ひとりの意識を高める工夫も施されました。

 09年度には、排ガス脱臭ボイラーの更新と燃料転換、バルブなどの定期点検と内部清掃、故障品の修理や交換などによるエネルギー効率化を行うなど、きめ細かな対策によってCO2排出量を年間でおよそ4000t削減するという効果をあげました。投資額は2億6000億円と推定されますが、08年度は1億6530万円ですから1億円近く伸びています。会員企業の努力がこの数値に表れていると言えるでしょう。

 CO2排出削減の取り組みは、工場だけでなく、オフィスや運輸部門でも積極的に進められています。09年度には、各オフィスに環境マネジメントシステムを導入し、外部機関による環境監査を行いました。

 また、CO2排出削減だけでなく、CO2の吸収源となる森林を育成・保全するために、富士山や六甲山での活動にも参加しています。

廃棄物処理量の抑制と、再資源化率の増加を両立。

 もう一方の柱である廃棄物対策としては、麻袋をはじめとする包装資材や、豆からの剥離物である「シルバースキン」、さらにインスタントコーヒーを製造する際に発生するコーヒー抽出残滓(コーヒーかす)の削減および有効利用を図っています。

 09年度には、シルバースキンを肥料や家畜用飼料などに、麻袋は建築用壁材に、コーヒーかすや茶殻などはサーマルリサイクルに、それぞれ利用。さらに廃棄物の分別を細分化することによって、06年度以降は廃棄物排出量が大幅に減少するとともに、再資源化率が向上しています。

 具体的な数値としては、09年度のコーヒー生豆処理量が前年度比1・8%減なのに対して、廃棄物排出量は同6・8%減となっています。また、繊維くずのリサイクル推進効果によって再資源化率は98・9%とかなり高い水準を維持しているのです。

 CO2の排出抑制と工場からの廃棄物の発生抑制および有効利用によって、全日本コーヒー協会はこれからもサスティナブルな社会実現に向けた取り組みを推進していきます。


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